早稲田大学創造理工学部 環境資源工学科

自然環境と調和した資源循環システムの創造

ポリシー

1 ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

地球的視点、技術者倫理、コミュニケーション能力、国際性を身につけ、多様な価値観に基づき、リーダーとして環境と調和した資源開発、様々な地域および地球環境問題の解決に貢献できる人材を輩出する。

2 カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

自然環境と調和した持続可能な地球資源システムを創造できる人材を育成する。自然環境を保全しながら効率的に資源を探査・開発し、有効に資源を循環させるために必要な知識を、「地球・資源系」、「素材・循環系」、「人間・環境系」の三つの視点から系統的に学ぶ。

3 アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)

数学、理科および外国語についての高い基礎学力を有し、勉学意欲が強く、自ら主体的に考え、行動しようという意識が高い者。

身につける資質・能力キーワード

1 地球的視点の育成

地球的視点、すなわち、地球の内部・表層・外部(大気)全体を見据えたグローバルスケールで、資源および環境問題を捉える能力を育成する。

2 現場主義(実学)の徹底

フィールドに赴いて主体的に考えながら調査し、様々な物理および化学計測を行い、サンプリングを適切に行うことができる能力を育成する。また、フィールドで採取した岩石・鉱物などの地球化学試料、大気・水・土壌などの環境試料、廃棄物、等の前処理法を含めて、非破壊および破壊の様々な機器分析技術を習得する。

3 データ解析能力の涵養

得られたデータを「仮説発見型」と「仮説検証型」の二つの視点から解析する能力を身につける。さらに、資源探査・開発、リサイクリング、気候変動など複雑な事象を模擬し、メカニズムの解明や将来挙動予測を適切に行うために必要となる基礎的なプログラミング・数値計算能力を身につける。

4 コミュニケーション能力の育成

フィールド調査、教員・学生同士・外部との得られたデータに対する議論、さらに学会発表などを通じてコミュニケーション能力を涵養し、資源および環境問題におけるリーダーとして活躍する能力を身につける。

5 国際性の修得

海外資源の探査・開発、国境を越えた地球規模の環境問題などに対応すべく、海外調査、学会発表、留学生との交流などを通じて、世界で活躍が期待できる人材を育成する。