地球・資源系
資源地球化学研究室

内田悦生 教授

UCHIDA, Etsuo

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研究内容

鉱物資源の生成過程の解明と石造文化財の科学

「岩石・鉱物資源の生成過程の解明」と「石造文化財の科学と保存」が2大研究テーマです。
岩石・鉱物資源の生成過程を解明し、資源探査に有用な地球化学的情報を得ることを目指しています。特に、花崗岩に伴う熱水性鉱床を対象とし、鉱床の有無を支配する要因の解明に取り組んでいます。目的達成のため、地質調査をはじめ、超臨界条件下における岩石・鉱物と熱水間の相互作用に関する実験や熱力学的手法に基づく数値解析を行っています。
また、アンコール遺跡をはじめとする石造文化財の石材に対して科学的な調査を行い、石材に関する情報をもとに遺跡建造の謎を解明するとともに、石材劣化機構を解明し、掛け替えの無い文化遺産の保存活動にも取り組んでいます。