素材・循環系
環境資源処理工学研究室

所 千晴 教授

TOKORO, Chiharu

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研究内容

資源循環・環境浄化のための粉体プロセッシング

地球環境との調和を図りながら廃棄物の処理や再生を行う「循環型社会」の構築に向けて、技術的に貢献するための粉体プロセッシングに関する研究を行っています。粉体プロセッシングという観点から資源循環や環境浄化に必要な技術をとらえたとき、「廃棄物」または「環境汚染」と総称される多種多様な粒子が気体または液体中に入り混じった状態から、有用な粒子または有害な粒子を分離するという操作にほかなりません。私たちはそれらの技術の中でも環境負荷が小さいと考えられる固体表面または固液界面の特性を利用した技術の研究に取り組んでいます。粉体プロセッシングは最も古い産業技術の1つですが、その理論は奥深く、未だに多くの現象が解明されていません。近年は、コンピュータの発達から粉体シミュレーション分野も目覚しい発展をとげており、我々も種々の現象解明や予測に役立てています。