早稲田大学創造理工学部 環境資源工学科

自然環境と調和した資源循環システムの創造

環境資源工学研究室 教授写真

人間・環境系
環境保全工学研究室

村田 克 准教授

MURATA, Masaru

>研究室WEBサイト

研究内容

環境に起因するリスクを正しく把握し、低減するための研究

私たちを取り巻く環境によって生じるリスクを正しく把握し、社会の安全性を高めるために、有害要因の測定方法や環境リスクの低減技術を研究しています。たとえばPM2.5をはじめとした空気中の様々な有害物質は、時間や空間によってその分布の様相が大きく異なります。そこでナノ粒子や人工鉱物繊維などの濃度を、正確かつ迅速に、効率よく測定・分析する方法を追求し、さらに一般大気や製造現場における有害要因の測定を通して、環境の正確な把握や現場管理方法を探求しています。またそういった有害要因によるリスクを低減するために、有害物質の分解除去に用いる光触媒などの材料開発や、コンピュータ・シミュレーションと実験結果とを合わせた局所排気フードの計算法、呼吸保護具のフィットテスト方法の開発などの研究も進めています。


写真(左)除染作業で発生する放射性粉じんの測定・(右)オートバイ部品工場(ラオス人民民主共和国)