早稲田大学創造理工学部 環境資源工学科

自然環境と調和した資源循環システムの創造

環境資源工学研究室 教授写真

人間・環境系
地圏環境学研究室

香村一夫 教授

KAMURA, Kazuo

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研究内容

地圏環境汚染機構の解析と環境修復技術の開発

地球は46億年の歴史を有しています。一方、その環境は産業革命以後のわずか200年の間に劇的に変化しました。地球の年齢を1年間(365日)にたとえると、新しい年を迎える前のわずか1秒程度の間に大きな変革がもたらされたことになります。その原因は、人間のあくなき欲求から生じた人々の暮らしの変容にあります。この間、社会は消費型へと変化し、その副産物として様々な環境問題が発生しました。しかし、近年では、その反省のもと、持続的な発展を目指す方向へと舵がとられています。このようななか、私たちは、地下で生じている環境破壊や汚染現象の4次元解析をベースに、その修復について研究しています。また、「実験室で得られたデータが自然の場と如何なる相関を有するか」を常に意識した研究を心がけています。そして、「自然環境と人間活動が調和した地球の創造に資する」ことをめざしています。


廃棄物埋立層の3次元的な可視化