早稲田大学創造理工学部 環境資源工学科

自然環境と調和した資源循環システムの創造

環境資源工学研究室 OB写真

内山竜之介

Ryunosuke UCHIYAMA

雪印メグミルク株式会社
2016年修士課程修了 人間・環境系

大自然×全力の研究=充実した時間+自己成長

私は幼少期から自然環境に興味を持っており環境資源工学科に入学、そのまま自然環境問題を扱っている研究室に入りました。研究テーマは、「ゲリラ豪雨がどのようにして発生するのか?を大気化学の観点から解明する」というものでした。大学院では、研究を進めていくうちに、「世界中の誰も知らない、未解明点だらけの自然現象を相手に仮説と検証を繰り返し実証していく面白さ」を知り、修了までに国際誌に学術論文を数本投稿するほど研究に没頭していました。
大学院を修了した現在は、食品メーカーで新商品製造工程の開発や、既存の製造工程の改善に関する研究を行っています。学生時代に学んだ「環境」とは関係のない仕事ですが、大学院で研究に熱中した経験から培われた、物事の考え方や研究を進める力は大きく役に立っています。「まだ誰も知らないことを明らかにする」のが研究であり、難しくも面白い所です。
私にとって「環境」について研究していた3年間はとても楽しく、同時に自分を大きく成長させてくれた時間だったと感じています。