早稲田大学創造理工学部 環境資源工学科

自然環境と調和した資源循環システムの創造

環境資源工学研究室 OB写真

川上 智

Satoshi KAWAKAMI

DOWAホールディングス株式会社
1984年修士課程修了 素材・循環系

資源を軸に、新素材開発、 資源循環、そして環境課題まで
工学的視点で取り組む

大学を出てから、レアメタル製錬、廃棄物・土壌汚染対策、資源リサイクルの研究開発に携わりました。現在は新素材などの事業開発、資源循環に係る産学官連携事業に関わっています。
私の在学時の学科名称は「資源工学科」であり、教授陣の専門分野も鉱山色の強いものでした。先生方から刺激的な人間指導をうけ、格好よくいうと資源エンジニアの使命感をもって社会に送り出していただきました。私なりに言葉にすると、「産業界に原材料・高機能材料を継続的に提供する」というものです。
世間では環境・リサイクルなどの言葉に目が行きがちですが、これらは「継続的」のための必要条件の一つであり、新しい課題ではありません。資源にこだわる必要はありませんが、エンジニアとして環境課題にも正面から取り組んでいます。
現業の分野が環境資源工学に近いこともあり、産官学連携の舞台では連携相手に同門も多く、学のリーダー格である早稻田の先生方と頻繁に顔を合わせます。卒業して30年を超えた今でも人脈の要として早稻田のお世話になり続けていると実感しています。