早稲田大学創造理工学部 環境資源工学科

自然環境と調和した資源循環システムの創造

環境資源工学研究室 学生写真

嶋田和貴

Kazuki SHIMADA

上田研究室 修士1年

物理探査とドローンの融合による新しい地下の可視化技術開発に取り組む

環境資源工学科は、自分の学びたい内容や興味のある研究を見つけやすい場所であり、もともと関心のあった分野以外にも興味を広げて学ぶことができると感じます。物理探査工学研究室では、電磁場を利用して地下を調べる「電磁探査法」を中心に、地下などの探査・可視化に関する研究を行っています。物理探査は資源開発から防災、環境問題まで幅広い場面で活用されており、目で見ることのできない地下の情報を知る技術として私たちの生活を支えています。現在私は、無人航空機(ドローン)と連携した新しい探査システムの設計開発に取り組んでいます。長い歴史を持つ探査技術と、近年急速な発展を遂げているドローンを融合させ、「次世代物理探査」の可能性を見つけていきたいと考えています。研究室では他に、様々な探査で重要な役割を果たすコンピュータシミュレーションやプログラミングについての研究、さらには生体・食品などに対する探査技術の応用といった研究も行われています。「見えない世界を見る技術」である物理探査工学の勉強や研究を通じて、まだ見たことのないいろいろな世界を見ていきたいと思います。