環境資源工学科とは
自然環境と調和した持続可能な
地球資源システムの創造
かつて地球は人類にとって無限の大きさをもっていました。ところが今、人類は地球に深刻な影響をもたらす存在へと変貌しています。 文明社会の発展にともない、人類は温暖化、砂漠化、海水面上昇、異常気象、森林破壊、生物種の絶滅、オゾン層破壊、有害物質による汚染など、様々な環境問題を地球に引き起こしました。 また、現代の都市生活を支えている鉱物資源やエネルギー資源をこのままのペースで人類が消費し続ければ、近い将来、天然資源が枯渇の危機に直面することに疑う余地はありません。 環境問題と資源枯渇の危機を回避するための技術と方策を確立することが、人類に課せられた急務です。
地球の有限な資源量や環境容量を考えると、資源の消費削減や節約だけでは、将来、長きにわたって活用することはできません。 地球を一つの有限なシステムとして理解し、すべての資源を無駄なく循環させる「地球資源システム」を創造することが重要です。もちろん、そのシステムを持続可能なものにするためには、自然環境と調和したものにしなければなりません。
環境資源工学科は「自然環境と調和した持続可能な地球資源システム」の創造を目指しています。
地球資源・自然環境の存続のために学ぶ
「4系列」